ご上京・拝謁について
安心して晴れの日を迎えていただくために
叙勲・褒章をご受章され、県庁や各市関係機関での伝達式、皇居での拝謁に出席される運びとなります。
しかし、多くの方にとって初めてのご経験です。
「まず何から準備すればいいのだろう」
「どこのホテルに泊まればいいのだろう」
「拝謁には何を着て行けばいいのだろう」
「皇居ではどのような流れになるのだろう」
こうしたご不安をお持ちになるのは当然のことです。
創業以来、叙勲・褒章専門店として培ってきた経験をもとに、ホテル・交通・衣裳・着付け・記念写真などのご上京準備から、伝達式・皇居での拝謁まで、一つひとつ分かりやすくご説明し、お手伝いいたします。
大切な晴れの日を安心してお迎えいただけるよう、早めのご相談をおすすめしております。

ご受章の内示を受けられ、ご上京されることが決まりましたら、まずご確認いただきたいのが宿泊ホテルの予約です。
叙勲・褒章の時期には、多くのご受章者様が同じ時期に東京へ向かわれます。そのため、伝達式や拝謁への対応実績があるホテルは、早い時期から予約が埋まってしまう場合があります。
ホテルは「宿泊できればどこでもよい」というわけではありません。
伝達式会場への移動のしやすさはもちろん、館内でモーニングや色留袖を借りることができるか、着付け・ヘアセット・メイクができるか、記念写真を撮影できるかなども、ご高齢のご受章者様にとって大切なポイントになります。
ご受章された省庁や伝達式会場、ご利用になる交通機関などを確認したうえで、ご予定に合わせた宿泊先をご案内いたします。
ホテル・新幹線・飛行機をはじめ、ご上京に必要な手配についてもご相談いただけます。
ご上京当日は、早朝から衣裳を整え、伝達式、皇居での拝謁、集合写真、ホテルでの記念撮影など、長い一日になる場合があります。
だからこそ、「料金」だけではなく「当日の負担が少ないこと」まで考えてホテルをご案内することを大切にしています。

岡山県・鳥取県からのご上京では、新幹線または飛行機をご利用になる方が中心となります。
東京に慣れていない方にとって、東京駅や羽田空港からホテルまでの移動もご不安の一つです。
特に東京駅は大変広く、ご夫婦で大きなお荷物を持って移動される場合には負担も大きくなります。資料でも、東京駅ではお互いの姿を確認しながら移動するようご案内しています。
ご利用になる新幹線・飛行機と宿泊ホテルに合わせて、できるだけ分かりやすく、身体への負担が少ない移動方法をご案内いたします。
また、衣裳や大きなお荷物はすべて持って移動するのではなく、事前にホテルへ送っておく方法もおすすめしています。

男性は、モーニングを着用される方が多くいらっしゃいます。
モーニングは昼間に着用する格式の高い男性礼装の一つです。
皇居での拝謁という大変栄誉ある機会に、天皇陛下への敬意を表し、ご受章という晴れの日にふさわしい装いとして、山手屋ではモーニングをおすすめしております。
ただし、必ずモーニングでなければならないというものではなく、略礼服やスーツなどで出席される場合もあります。
女性は色留袖を着用される方が多く、フォーマルドレス(アフタヌーンドレス)を選ばれる方もいらっしゃいます。
色留袖は、華美になりすぎず品格と格式があり、ご受章というお祝いの気持ちと皇室への敬意を表す、晴れの日にふさわしい装いです。
一方、当日は早朝から着付けを行い、伝達式、拝謁、記念撮影まで長時間に及ぶことがあります。
そのため、年齢やご体調なども考慮し、無理なく一日をお過ごしいただける衣裳を選ぶことも大切です。
ご自身がお持ちの着物や訪問着などをご検討の場合も、お気軽にご相談ください。

モーニング・色留袖・フォーマルドレスなどのレンタルについてもお手伝いしております。
山手屋提携の衣裳店で事前に準備する方法と、ご宿泊ホテルの衣裳室を利用する方法があります。
提携衣裳店をご利用の場合は、事前に衣裳を選んだり、モーニングの採寸を行ったりすることができますので、東京へ出発する前に衣裳を決めておける安心感があります。
一方、ホテルでレンタルする場合は、ホテル到着後に衣裳室で最終確認を行えるなどの利点があります。
それぞれに特徴がありますので、ご希望、ご予算、ご宿泊先などをお伺いしたうえでご案内いたします。
色留袖については、提携衣裳店からご宿泊ホテルへ直接発送することもできます。

女性の色留袖をご利用の場合、着付けだけでなくヘアセットやメイクの予約も必要になります。
ご宿泊ホテルの施設を利用する方法のほか、山手屋では、ホテルのお部屋へ専門スタッフがお伺いする出張着付けもご案内しています。
お部屋で準備するため、早朝に衣裳を持ってホテル内を移動する必要がなく、着付け室での待ち時間もありません。
特にご高齢の方や、朝の移動をできるだけ少なくしたい方には、ご検討いただきたい方法です。
出張着付けでは、当日の出発時間に合わせて開始時間を決め、叙勲・褒章のお客様に長年携わってきた専門スタッフが対応します。
ホテル内の着付け施設についても予約が集中する場合がありますので、宿泊ホテルが決まりましたら、なるべく早めのご予約をおすすめいたします。

ご上京の際、スーツケースに加えて衣裳や着付け用品などを持って移動するのは大きなご負担になります。
そのため必要に応じて衣裳やお荷物を事前にご宿泊ホテルへ送っておく方法をご案内しています。
ホテルへの到着日や送り状の記入方法、チェックイン後の受け取り、着付け当日までの準備についてもご説明いたします。資料では、基本的にチェックイン前日の到着をおすすめしています。
「何を東京へ持って行けばよいのか」
「何を先にホテルへ送ればよいのか」
といったことも、一つひとつ確認しながら準備していきます。

伝達式や皇居での拝謁では、勲章・褒章を衣裳に着用します。
その際に使用するのが、**佩用金具(はいようかなぐ)**です。
安全ピンや黒糸などで取り付ける方法もありますが、勲章・褒章を安定して着用し、記念写真を美しく残すためにも、山手屋では専用の佩用金具をご案内しています。
「省庁からの書類に黒糸を準備すると書いてあるけれど、どうすればよいの?」
というご質問もよくございます。
佩用方法について分からない場合も、山手屋へお尋ねください。

せっかくモーニングや色留袖をお召しになり、勲章・褒章を佩用される特別な一日です。
ご夫婦での記念写真やご本人様のお写真を残されることをおすすめしています。
ホテルの写真室などで撮影する場合は、事前予約が必要となることがあります。
基本的には拝謁を終えてホテルへ戻られてから撮影しますが、省庁や当日の予定によっては、朝の出発前や伝達式の前後などに撮影できる場合もあります。
ご宿泊先や当日のスケジュールを確認しながら、記念撮影についてもご案内・お申し込みのお手伝いをいたします。

伝達式や拝謁の時間・会場・進行方法は各省庁によって異なりますので、必ず各省庁から届く案内をご確認ください。
弊社資料では、これまでのご案内例として、伝達式終了後にグループごとにバスへ乗車し、皇居へ向かう流れをご説明しています。
皇居到着後はバス内で待機し、順番が来ると受章者様と配偶者様がそれぞれ列を作り、宮内庁係員の案内に従って皇居内へ参内します。
拝謁というと、
「皇居へ着いたらどうするの?」
「夫婦で一緒に行動するの?」
「付き添いの家族は入れるの?」
「荷物はどうするの?」
など、分からないことばかりだと思います。
これまでの経験やご受章者様からお伺いした内容をもとに、当日の流れをできる限り事前にご説明しています。
何も分からないまま当日を迎えるのではなく、「次に何をするのか」をある程度知っておくだけでも、安心感は大きく変わります。

拝謁は「豊明殿」または「長和殿 春秋の間」で行われ、受章者様と配偶者様が所定の位置につき、天皇陛下からお言葉を賜る流れとなります。
皇居内では立ったままお待ちいただく時間が長くなる場合もあります。
ご年齢やお身体の状態に不安がある場合には、無理をせず、事前に各省庁へ車いすの申し込みなどもございますのでご相談ください。
拝謁は、ご受章者様にとって生涯忘れることのできない大切な時間です。
少しでも落ち着いてその時を迎えていただけるよう、ご上京前にできる限り分かりやすくご説明いたします。

拝謁を終えた後は、皇居内でグループごとの集合写真が撮影されます。
これは、皇居内で残すことのできる大変貴重な記念写真です。
各省庁から写真の申込用紙が配布され、ご希望のサイズを選んで申し込みます。写真サイズは半切を注文される方が最も多いとご案内しています。
お申し込みには写真番号が必要になりますので、申込用紙は大切に保管してください。
山手屋から写真のお申し込みを代行することもできますのでご利用ください。
ご上京からお帰りまでお手伝いします。
ご受章が決まった時点では、
「何から始めればいいのか分からない」
という方がほとんどです。
ホテルを予約し、交通手段を決め、衣裳を準備し、着付けや記念写真を予約する。そして東京へ向かい、伝達式を経て皇居へ参内し、拝謁を終える――。
一つひとつを見ると、準備することは決して少なくありません。
しかし、すべてをご受章者様やご家族だけで調べて準備していただく必要はありません。
岡山県・鳥取県のご受章者様に、安心して晴れの日を迎えていただくこと。
それが、叙勲・褒章専門店として山手屋が大切にしていることです。
ご上京について分からないこと、ご不安なことがございましたら、どのような小さなことでもお気軽にご相談ください。
ホテル・交通・衣裳・着付け・記念写真から、伝達式・皇居での拝謁まで。
山手屋が一貫してお手伝いいたします。



